JAL株主優待ゲット

■株主優待
JALには株主優待があります。
株主優待１枚で、JAL各社の国内線全路線を対象に、普通席大人普通運賃（小児の場合は普通席小児普通運賃）1名分の片道1区間を、50％割引で使えます。

そして今日3月27日はJALの優待権利日です。今日の東京証券取引所の取引終了時刻である15：00にJALの株を持っていると優待券が後々もらえる日です。

そこで、今日クロス取引で2枚分株主優待券を取得してみました。

■クロス取引とは
通常株主優待のある株は、優待の権利日の次の日、権利落ち日に株価が下がります。
優待がもらえる権利日までに買いたい人が集まるので株価があがり、権利落ち日は売りたい人がたくさんいるので株価が下がるためです。

優待が欲しいがために、高い権利日前に買って、安い権利落ち後に売ってしまうと優待券で得した以上に損してしまいます。

そんなことを防ぐためにやるのが、クロス取引です。権利日前に株を買うのと、信用取引で売るのを同時にします。
同時にすることで、同じ金額で売り買いをします。権利日に株を持っているので優待の権利がもらえます。
権利落ち後に、買っていた株を信用売りしていたものに現渡（げんわたし）をします。借りて売っていたものを現物を返すことです。
そうすることで、売買手数料と貸株料だけで優待券がもらえるわけです。
私はこの手数料や貸株料の計算が苦手なんですが、たぶん１枚当たり800円ぐらいで取引できてるんではないかと思います。

やり方は以下の通りです。
　・証券口座を作って、信用取引ができるようにする。
　・権利確定日の前日（数日前でもOK）、株式市場が開いていない時間に証券口座にログインする
　・JALの現物買いを注文する
　・JALの信用売り株を空売りする
　・権利確定日の株式市場が終わったあとに、現渡(げんわたし)の注文を行う
　・数か月後に株主優待が送られてくる。

チケットショップでも売っているみたいですが、今回クロス取引をしてみました。
普通運賃が安くなるようなので、直前に修行がしてみたくなった日にでも使ってみたいと思います。
使ってみた感想や損得は、また後程ご報告したいと思います。